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グラウラーと僕

この記事はBeer Advent Calendar 2020の6日目の記事です。

adventar.org

最近はよくグラウラーでビールを買うので、そのことについて紹介したいと思います。

グラウラーとは

グラウラーとはビールを入れるための水筒です。 通常の水筒は構造上炭酸に対応していないことが多いのですが、グラウラーは炭酸に対応しておりビールを保管しておくことができます。

ビアバーなどではビールの量り売りに対応しているお店もあり、グラウラーを持ち込むとタップからグラウラーにビールを注いでくれます。

ビールをグラウラーに保存しておける期間は2日間程度だと言われています。実際どんどん味が落ちていく*1ので早めに飲み干すのが良いでしょう。

グラウラーと僕

去年ポートランドに行ったときにグラウラーの存在を知ったのですが、次の理由から日本で使うことはないだろうなと思っていました。

  • 家で飲む必要がない
  • 日本であまり浸透していない(ように思えた)ので対応しているお店が少ない(ように思えた)
  • 重量的に電車で持ち帰るのは大変そう*2

ところがコロナ禍で状況が変わりました。ビアバーで飲む機会はなくなり、代わりに家で飲むことが増えました。

ビアバー側もこの状況に合わせ、量り売りに対応しているお店が増えた*3ように思います。 ブリュワリー直営店ではオリジナルグラウラーを販売しているところも見かけます*4

僕は職場の近くにあったFar Yeast Brewingの直営店であるFar Yeast Tokyo Craft Beer & Baoが量り売りとグラウラーの販売を始めたことを知り買いに行きました。 コロナが落ち着けば職場でみんなで飲むこともあるだろうと大きめの64ozサイズのグラウラーを買ったのですが、お店が五反田に移転していしまったので結局職場でみんなで飲むことはなかったです…。

Far Yeast Tokyo Craft Beer & BaoではMiiRのグラウラーを販売していました。 グラウラー購入時は中のビールは半額、その後もMiiRグラウラーでビールを買う場合は割引を行ってくれるなど、サービス面も良かったです。

Far Yeast Tokyo Craft Beer & Bao移転後は家から自転車圏内であるTokyo Aleworksでよくビールを買っています。 ただし64ozは家で2日間で1人で飲むには量が多く、毎回つらい思いをして飲み干していた*5ので32ozのグラウラーも買い足しました。

グラウラーを買う

グラウラーはどこで買えばいいのでしょう。

前述の通り、最近ではブリュワリーがオリジナルのグラウラー*6を販売していることがあります。近くにそのようなブリュワリーがある場合はそこで購入するのが良いでしょう。ブリュワリーへの愛着がわきますし、ブリュワリーが性能を確かめているので品質も問題ないでしょう。

他にはグラウラーのメーカー公式サイトや、amazonやyodobashi.comなどの大手通販サイトで購入できます。MiiRの32ozを買い足したときはyodobashi.comで購入しました。 リアル店舗ではアウトドアの関連にお店でも取り扱いがあるかもしれません。なんとなくアウトドア用品扱いされている気がします*7

Webなどで検索すると調べると複数の種類のグラウラーがでてきてどれを買えばいいのかわからなくなると思います。私もそうでした。 グラウラーを選ぶためのヒントを少し紹介します。

グラウラーのサイズ

サイズは2日間で飲みきれる量にしましょう。私は1人で飲むので32ozが丁度いいです。

注意してほしいのが大きめのグラウラーを買った場合、そのサイズでしか量り売りしてもらえないということです*8。 グラウラーは持ち運びしますので、中に空気が入っていると移動中の振動で中身がシェイクされ酸化が進んだり炭酸が抜けたりします。また、ビアバーも中に入れたビールの量ではなく容器の量で金額を計算しますので、基本的には容器の量でしか量り売りしてくれないと思います。

グラウラーの種類

グラウラーは大きく分けて2つの種類に分類されます*9

  • シングルウォールタイプ
  • 真空断熱タイプ

シングルウォールタイプはただの瓶*10やステンレス製のものです。 保温性能は良くないですが、ステンレス製のものは真空断熱タイプより軽量ですので買ってすぐ飲んだり、すぐ家の冷蔵庫に入れることができる人にはいいかもしれません。 あまり種類がないように思います。

真空断熱タイプは保温性能が優れていますが同じ素材を使ったシングルウォールタイプと比べると重いです。 家が遠い人*11や、アウトドアで楽しみたい人はこちらのタイプがいいでしょう。 このタイプのものでもメーカーごとに保温性能の差がありますので、デザインと保温性能を確認すると選びやすいと思います。

ビールを量り売りしてくれる店

では量り売りしてくれるお店はどこにあるのでしょう。

僕がグラウラーを購入したFar Yeast Brewingのお店は渋谷から五反田に移転してしまいましたが変わらず対応してくれると思います。 僕がよく行くTokyo Aleworksも板橋店、有楽町店ともに対応してくれます。

他に対応しているお店の情報はないかな?と検索したところCRAFT BEER AT HOMEというサイトにまとまっていそうでした。興味のある方は覗いてみてください。

終わりに

グラウラーでビールを家に待ち変えれば、家でもビアバーの気分でビールを楽しめます。

皆さんも是非グラウラーでビールライフを楽しんでください!

*1:飲み進めることでグラウラー内に空気の量が増え、注ぐたびに酸化が進むことで味が落ちている可能性もあります。量を減らさずに保管した場合、味は落ちにくいかもしれません。

*2:ポートランドで見たグラウラーは大きなものでした。小さなものを使えばこの問題は解決します。

*3:より正確には量り売りに対応していることを表明してくれるお店が増えた

*4:金沢に行く機会があったのでオリエンタルブリューイングのオリジナルグラウラーを購入しようとブルーパブまで行きましたが人気で売り切れていました。

*5:特に度数の高いビールを持ち帰ったときは絶望感がありました。

*6:グラウラー自体はよくあるもので、ブリュワリーのロゴがプリントされているものが多いと思います。

*7:完全に未確認情報です。

*8:もしかしたら対応してくれるところもあるかもしれませんが、ビールの状態が悪くなるので私はおすすめしません。

*9:勝手に分類しました

*10:私が初めて見たグラウラーは瓶でした。

*11:遠くのビール持ち帰ることあるのか…?